Unreal Engine × Studio Q:リアルとバーチャルを融合する新時代の3D合成撮影

Unreal Engine連携によるStudio Qのリアルタイム3D合成撮影

大阪・浪速区にある Studio Q では、これまでにもグリーンバックを活用したバーチャル撮影や、マルチカメラによるライブ配信など、最新の撮影技術を導入してきました。そして2025年秋、ついに新たなステージへと進化します。――Unreal Engineとのリアルタイム連携による3D合成システムが本格稼働しました。

Unreal Engineが変える映像制作の常識

「Unreal Engine(アンリアル・エンジン)」は、ゲーム開発における世界最高峰のリアルタイム3Dエンジンとして知られています。しかし、近年は映像制作やライブイベントでも急速に採用が進んでおり、ハリウッド映画や大型コンサートのステージ演出にも活用されています。

Studio QがこのUnreal Engineを導入した理由は、“現実と仮想の境界を限りなくゼロに近づける”という理念にあります。従来のクロマキー合成では、照明やカメラの角度によって背景と被写体の一体感を出すのが難しいこともありました。しかしUnreal Engineを介することで、リアルタイムに背景3D空間と被写体のライティングやカメラパースを完全同期させることが可能になります。これにより、撮影現場で実際にモニターを通じて最終映像とほぼ同じ状態を確認でき、編集段階での調整も大幅に削減されます。

3Dバーチャル背景との完全同期

Unreal Engine内で作り込まれた3D背景は、時間帯や天候、光の反射まで物理的に正確に再現できます。そのため、照明と連動させることで、被写体が実際にその空間に存在しているような「没入感のある合成」を作り出すことができます。

アーティスト・企業PV・eラーニングなど多用途に対応

この3D合成技術は、エンタメ分野だけでなく、企業PR動画・教育コンテンツ・バーチャルイベント配信などにも幅広く応用できます。特に、eラーニング教材の撮影では、講師が仮想の教室や未来的なスタジオ空間の中で授業を行うシーンをリアルタイムで作成可能。これにより、受講者に視覚的なインパクトと理解しやすさを提供します。また、企業プロモーションでは、実際のオフィスにいなくても、Unreal Engineで再現した3Dモデル上でプレゼンテーション映像を作成できるため、出張コストの削減や制作スピードの向上にも貢献します。

スタジオQならではの強み

Unreal Engineによる3D合成は高度な技術を要しますが、Studio Qでは音響・照明・カメラワーク・ポストプロダクションの全てを一体化したワークフローを構築しています。特に5メートルを超える高天井と22坪の広い撮影空間は、被写体とスクリーンの距離を十分に取れるため、リアルなパース感のあるバーチャル合成が実現します。さらに、同録(音声同時収録)環境が整っているため、リアルタイム3D背景を使用しても音声の品質を損なうことがありません。映像と音の「同時完成型」スタジオとして、プロフェッショナルなクオリティを維持したまま、3Dバーチャル映像の制作が行えます。

未来の映像制作を大阪から

Studio Qは「大阪から世界へ」という理念のもと、常に新しい映像技術の導入に挑戦してきました。Unreal Engineとの連携による3D合成は、まさにその集大成とも言える取り組みです。リアルタイムレンダリング、バーチャルセット、LEDウォール合成など、世界の最先端技術を大阪・浪速区の地で実現し、どなたでも手の届く価格で利用できるスタジオ環境を整えています。今後は、AIとUnreal Engineの連携による自動背景生成や、メタバース空間でのライブ配信にも対応予定です。Studio Qは、アーティスト・クリエイター・企業・教育機関の皆さまと共に、新時代の「3D×リアル撮影」文化を創り上げていきます。