音楽撮影で「作品の説得力」を決めるのは、映像以上に“音”です。スタジオQでは、ライブ演奏・歌唱・対談セッションなど、音楽コンテンツを「撮って終わり」ではなく“配信・納品まで強い素材”として収録することを重視しています。今回は、音楽撮影で失敗しないための実践ポイントをまとめます。
まず大前提は、同じ演奏でも「マイクの立て方」と「部屋の環境」でクオリティが別物になること。スタジオQは完全防音のため外部ノイズが入りにくく、集中して録れるのが強みです。加えて天井高があり、音が詰まりにくいので、バンドでもアコースティックでも“空気感”をきれいに残せます。
収録の基本は“二重化”
収録において最も重要なのはバックアップ体制です。
- 演奏をミキサー/レコーダーでマルチ収録(各パート別トラック)
- カメラにも安全用のステレオ音声を入れておく
これだけで編集の自由度と保険が一気に上がります。特にボーカルは口元に近いマイクで芯を作り、楽器は距離と角度で音色を整えるのがコツ。ギターやピアノは「近すぎると硬い、遠すぎると薄い」ので、短いテスト録り→即再生→微調整を必ず行います。
映像面では“3つの視点”が命
音楽は“手元・表情・全景”の3点が重要です。スタジオQの複数台カメラ運用なら、以下の要素を同時に押さえられます。
- 全景でグルーヴ
- ボーカルの表情
- 楽器の手元
編集でリズム良く切り替えると、演奏の熱量が伝わりやすくなります。さらに、クリック(メトロノーム)使用時は、演奏者の返し(モニター)設計が重要。イヤモニかヘッドホンで返しを作り、クリック漏れを防ぎます。
同期は意外と落とし穴
長回しほどズレが出やすいので、可能ならタイムコード同期、難しければ冒頭で手拍子を入れて同期点を確保します。編集側は「音を基準に映像を合わせる」と破綻しません。
現場で効くチェックリスト
最後に、当日のチェックリストです。
- 録音レベル(歪み無し、余裕あり)/全マイク音出し確認
- モニター(ヘッドホンで常時確認)
- バックアップ録音(別メディア)
- カメラのフレーム・露出・色味統一
- 演奏者の動線と譜面・スタンド映り込み
- テスト1分→その場で再生→直して本番
まとめ
音楽撮影は、準備が8割です。スタジオQでは、収録目的(MV、ライブ映像、配信、レッスン用、SNS短尺)に合わせて、音の収録設計とカメラ割りを最初に組み立てます。「良い音で、良い画で、すぐ使える形で残したい」方は、ぜひご相談ください。
